ワキ脱毛をした方の中には、「脱毛をしてからワキ汗が増えた」「ワキの臭いが気になるようになった」と感じる方がいます。もともと汗の量が多い方や、臭いに敏感な方にとっては、「脱毛後、汗の量が増える」「ワキガになってしまう」このようなウワサを耳にして、心配している方も多いのではないでしょうか？
実際は、脱毛によってワキガになることはありません。また、汗が増えたように感じることはあっても、汗の量が増えるという事実はありません。ただし、脱毛をしたことによって一時的に汗が増えている場合や精神的な状態により汗の量が増えてしまう可能性はあります。
このページでは、脱毛に関する噂が気になってしまう方が安心して脱毛できるように、「脱毛後に汗が増えるように感じる理由」「臭いが強くなったと感じる理由」などについて解説していきます。
汗が増えたと感じる理由
エステに来られるお客様から「脱毛をするようになってから、汗の量が増えたように感じる」と相談を受けることがあります。ではなぜ、汗の量が増えたように感じるのでしょうか？ それには、３つの原因があります。
- 汗をせき止めていた毛がなくなった
極端なお話ですが、山に生えている森林が無くなってハゲ山になると、雨が降った時に水をせき止める木がないので洪水がおきますよね。ワキ毛も同じように、毛がなくなることで、今までせき止めていた汗をうまく吸収できず、汗が垂れ流し状態になることで汗が増えたように感じます。
- 汗腺が刺激された
脱毛の刺激により汗腺が刺激され、一時的に汗の量が増えることもゼロではないようです。しかし、あくまで一時的な発汗なので、安心してください。
- 精神性発汗によるもの
脱毛をしたことにより今まで意識がなかった「ワキ」に意識が集中する方がいます。一時的に増えた汗が気になるようになり、四六時中ワキのことが気になってしまうのです。これは、「精神性発汗」と言われています。「精神性発汗」は、元々汗っかきではなく、脱毛をきっかけに発症します。
臭いが強くなったかもと感じる理由
実は、ワキ脱毛をすると臭いを軽減することができます。それは、ワキ毛がなくなると毛の根元で発生しやすい雑菌の繁殖が減るからです。本来は、脱毛することで臭い対策ができるのです。
では、汗が増えたわけでもないし臭いも軽減されるはずなのに、「脱毛する前より臭いが強くなったような気がする」と感じる方がいるのは、なぜでしょうか？
それは、無意識で脱毛をしたワキの部分が気になるようになったからです。ワキの汗が増えたかもしれないと気にしすぎることで、ワキ汗が増えたように感じ、何らかの緊張や不安を感じることで、ドロドロとした嫌な汗をかいてしまう場合があります。
ワキは、体の臭いがこもる場所のひとつです。その部分に「精神性発汗」特有の濃い汗をかいてしまうと、周りは気にならない程度の臭いにも関わらす、本人にとっては嫌な臭いと感じてしまうことがあります。
脱毛をしたからといって、ワキガになることもなければ、臭いが強くなることはないので気にしすぎないようにしましょう。
ワキ汗や臭いの対策方法
脱毛直後のお肌はとてもデリケートな状態です。トラブルの原因になる場合があるので、脱毛直後はデオドラントは使用しないように気をつけましょう。
脱毛サロンやクリニックでは、それぞれでオススメする臭い対策のデオドラントを販売している場合があります。オススメは、ジェイエステティックで販売されている「デオクリスタル」です。これは、クリスタルを水につけてクルクルとワキに使用するタイプです。
汗が抑えられるし、臭いが軽減されます。同シリーズのシートタイプは、外で拭き取ることができるので、汗をかいてしまった時も安心です。
市販で販売されているデオドラントを購入する場合は、スプレータイプは避けるようにしましょう。なぜなら、毛穴が詰まってしまったり、刺激があることで肌が黒ずみの原因になるからです。
市販の商品はロールタイプやクリームタイプがオススメです。しかし、摩擦は黒ずみの原因となりますので、肌には優しく使うようにしましょう。
まとめ
このように、脱毛をすることで臭いを軽減することができます。また、基本的に汗の量は変わりません。ただし、ワキの毛がなくなったことにより汗をダイレクトに感じ、汗の量が増えたように感じる場合があります。汗が増えたように感じることにより、嫌な汗をかいてしまい、本人にしかわからないような臭いを感じてしまう場合もあります。
これは、脱毛をした後のワキに注目しすぎてしまうことで起きてしまいます。気にしすぎてしまう方は、制汗剤を使うなどして対策するようにしましょう。
